ご自宅にあった塗料を！②
2023/06/26
塗料の種類②
皆さんこんにちは。 ブログをご覧いただきありがとうございます。 京都・向日市・長岡京市・宇治市・亀岡市・滋賀県・大津市・草津市の外壁塗装専門店 サガテクノです。
前回のブログで、アクリル、ウレタン、シリコン、この３つの塗料をご紹介させて頂きました。
今回は残りの３つ、ラジカル、フッ素、無機塗料についてお話させて頂きます！
ラジカル
ラジカル塗料は新しい製品で実績は少ないですが、価格が安く高性能です。ラジカル制御とは、塗膜の劣化を引き起こす
「ラジカル」と呼ばれるものを抑制することです。この塗料は紫外線による塗膜劣化対策として、
独自の「ラジカル制御」技術によりシリコングレードを超える非常に優れた耐久性があります。
耐用年数は、外壁で14〜16年、屋根で7〜9年持つとされていますが、２０１２年頃に最初の商品が発売されたので
実際にはまだ確認されていません。
価格がシリコン塗料と大差ないのに、耐久性が高く汚れにくいというメリットがあります。しかしデメリットとしては、
想定より耐用年数が短いおそれがあることと、塗料の種類が少ないため希望どおりの色が見つからないおそれがあります。
フッ素
フッ素塗料は、フッ素樹脂を含んだ塗料で耐久性や耐候性が高いため、家だけでなく大きな建物にも使われます。
屋根や外壁シャッターなどに使われることが多く、航空機や調理器具などにも使われます。
フッ素塗料の最大のメリットは、その耐用年数が長いことです。フッ素塗料の耐用年数は約15年から20年であり、
一般的な塗料と比較すると約2倍もの耐用年数があります。長持ちする建物では、30年以上も塗り替えを行っていない
フッ素塗料の建物も存在します。
デメリットとして、価格が高いことが挙げられます。
無機
無機塗料は、鉱物、レンガ、ガラスなどの無機物を配合して作られた塗料です。
一般的には、セラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料のことを指します。無機物は紫外線で劣化しないため、
無機物自体は半永久的な耐久性があります。
メリットとして、耐候性が高くカビやこけが発生しにくく、低汚染性と防汚性に優れていることが挙げられます。さらに不燃性があるため、火災の際にも燃えにくいという利点があります。
デメリットとしては、価格が高く、ひび割れしやすいことが挙げられます。また新しい塗料が旧塗膜に密着しにくく、再塗装時に早期に剥がれることがあります。
いかがでしょうか
６種類すべての塗料を紹介させて頂きました。
